どうも。
メルボルンは週末を経てサマータイムに以降しました。
未だにこのサマータイム制度を続けているのに理解が苦しむところですし、
何より生活のアジャストがボディブローの様に効いているので早く撤廃してほしいところですが、
とりあえず日本との時差が1時間増えて2時間になりました。
これも地味にきつい。
それはさておき。
前回ご紹介した通り、私はLimited registrationという登録で現在オーストラリアでの診療を許可されており、そのregistrationをspeciality pathway からstandard pathway にAMC MCQという試験を受けて3年目から4年目の臨床へと移行しました。
さらに、通常の就職活動を経てから来年の就職先も確保しました。
ただこのLimited registration、pathwayの種類に限らず4年目以降は更新が難しい(書類にはmay notってやや曖昧な表現してある)と知られています。
個人的には曖昧にして医師登録機構からなんか言われたらそれに従って動けばいいと思っていたのですが、その通知がつい先日届きまして。
それがタイトルの通りです。
要点としては
- 次回以降のLimited registrationの更新はいたしません
- なので1年以内にGeneral registartionもしくはSpecialist registartionにアプライしないとあなたの医師登録を抹消いたします
- じゃあ頑張って
さあどうしたことか。
ここで私個人の問題点が複数あります。
- General registrationをとるにあたり
- AMC clinical をパスする必要がある
→これは頑張るしかない
- 計12ヶ月のローテーション(内科・外科・ERそれぞれ)が必要
→すでに登録が切れるまでに12ヶ月切っており、そもそも無理 - Specialist registrationをとるにあたり
- PICUの専門医機構に乗るは現時点では無理と年始に学会に確認済み
- 小児科専門医の移行は無理
なので残された選択肢としては
- ローテーションをしないでGeneral registrationをとる方法を探っていく(文書に記載はある)
- 救急専門医でのSpeciality pathway移行を狙う(臨床経験の背景からおそらく無理)
- もう一度Limited registrationを申し込み直す
- 帰国する
いずれにしてもそのあとは帰国するつもりだったので、それが半年早くなるかどうかだけなので、
色々する価値があるかどうかも含めて、ちょっと情報収集していきたいと思います。
差し当たって知人に当たりまくった結果、今の時点では
「いやいや、ボスに頼んで一筆書いてもらいなよ、延長とかすぐできるぜ」
ってレバノンの同僚がなに言ってんだみたいな顔しながらドヤってきたので、抜け道は色々あるみたいです。
ただそれもだんだんと厳しくなってきていて、
就職決まっていたのに帰国を余儀なくされた同僚も複数見てきたので、自分もそうなってもおかしくないなあと、覚悟も決めている感じです。
こちらにきてからというものの、日本では心配しなかったことに色々とストレスを大きく抱えています。
例えばこの医師登録も、ここオーストラリアに居座るだけのために多大な時間とお金と労力を費やしています。
将来的に永住を決めているならまだしも、そうでない自分にとってはなかなかの痛手の繰り返しですが、
まあどうなるか乞うご期待。
AMC clinical は記念受験になるかもしれませんが、レバノン人の同僚はなぜか
「お前が受けるならめっちゃ協力したるよ!とりあえず申しこめ!いつだ試験日は!?」
って自分以上にやる気です。
不確定な未来にため息が止まない毎日です。ちなみに外は雹が降っています。
また次回。