豪州と日本のはざまで小児集中治療を学ぶ

日本から豪州に渡ったPICUフェローである管理人が小児集中治療に関連するあれこれを勝手につぶやいているブログです。

帰国後

あっという間に一年が経ちました。

 

職場の受け入れは非常によく、科内は上司同僚の理解が良い部署なので快適に過ごしています。

他科に関しては、今当科のメンバーがほとんど生え抜きで、自分が普段やっていないプラクティスを持ち出したり、患者の主導権を動かそうとするところでなんとなくなんやこいつと思われているのは自覚していますが、あまり気にしないように自分のスタンスは貫くようにしています。

ときどき、「ツイッター見てます」って言われてどきっとします。

 

オーストラリアが恋しくならないかと言われると、そうでないわけではないけど、

東京はすごいところだなあと思い続ける一年になりました。

日本は非常に楽しくて、安全で清潔な国ですね。

 

学会行ったりしてると思うのは、思った以上にメルボルンでの5年間の経験は大きかったなということで、

小児から成人まで超重症をたくさんみて、

日本縦断くらいの距離をECMO搬送したり、

いわゆるICU界のスーパーマンたちと未だに連絡取り合えることだったり、

 

自分が日本に帰ってきてから集中治療をするにあたってプラスになることばかりだったような気がしてます。

 

なので、メルボルンに行きたいという後輩が今複数名いるのですが、その人たちにも頑張っていってもらえるといいなあと、以前より自信が持てるようになりました。

 

行ってる時よりも今の方が、ああこれは自分の場合は行って良かったんだなと思えたことは非常にありがたいことで、運がいいなと思っています。

 

ここ一年の目標は、

周りになに言われても変わらないこと

で、それをそれなりに貫いてきたのですが、

帰国後比較的早期にロン毛を短髪にしたのは敗北だったと思うので、

今年は再度ロン毛目指してがんばりたいです。