【AMC clinical】受験までの経過のまとめと、オーストラリアに残りたい人に向けて
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1. さよならAMC
前回までに書けてなかったことも含めて、まとめると以下です。
- 準備期間は2021年10月から2022年4月の6ヶ月間
- 勉強時間は800時間
- やったことは
- 対策コース12週間とその教材
- Handbook 2周
- Recall
- 過去問集の産婦人科と精神科(Karen's note) - 模試は直前に2回受験、いずれも合格基準には達していない
- 結果;惜しくもなくFail(7/14, 10/14が合格ライン)
- 総計費用;11,771AUD (日本円で100万超かな今のレートで)
振り返るとその
- 時間
- 精神的ストレス
- 経済的支出
全てが苦い思い出になってしまいました。
他に方法はなかったのか、、
2. オーストラリアのGeneral registrationを取るための方法その2
そもそも論としては私がAMC clinical を受験した理由は、
- General registrationをとるためではなく(あわよくば、と言う気持ちはあったけど)
- 家族の理由で6ヶ月の臨床期間を伸ばしたかっただけ
なんです。ただ、そのために受験する事実が必要で、さらにまあせっかく受けるんだったら合格したらいいなという感じでした。
もし本当にGeneral registrationが欲しい方でこの試験を受けないで済む方法は、Workplace Base Assessment(WBA
https://www.amc.org.au/assessment/faqs/workplace-based-assessment-standard-pathway-faqs/
)に申し込む方法があります。
これは承認を受けた限られた病院で臨床をして、その間にAMC clinicalの試験に準じたことをやりながら評価を受けて、AMC clinical pass equivalentになると言う方法です。
ただこのWBA、かなりその病院と枠が限られていて順番待ちがあります。もちろんそれもすり抜けて待ちなしでそのプログラムに入っていく方法があるのですが、それにはある程度オーストラリアで働いている必要がありそうです(自分は今の施設でWBAが可能で、上司からWBAやりたいならできるからいいなさいと言われている)。
日本で専門医をとっているなら、その学会のアセスメントを受けて、そのトレーニングプログラムに入って専門医をとってしまった方が、個人的にはいいんじゃないかなと思います。
私の場合は集中治療専門医取得前に渡豪したため、こちらの学会のプログラムに入ることができなかったんですよね、
なので、もし自分が本当にオーストラリアに残りたいなら、
- AMC clinicalをパスするかWBAのプログラムを修了して、General registrationを取る
- 日本の集中治療専門医をとり、オーストラリアニュージーランドの小児集中治療専門医をとり、医師登録する
と言う二択になります。
1の場合はgeneral registrationをとってからも1年のローテーション、そしてその後やっと学会のトレーニングパスウェイに乗ってそれからトレーニングが複数年と長い道のりになってしますので、やはりあまり気乗りしません。
2の方が、自分の専門だけ勉強できるし、時間も短い。
なので、とりあえず帰国してから日本の集中治療専門医とって、もし豪州に帰ってきたくなったらその際にまた帰って来ればいいかなくらいの認識です。(その場合にそんなに言うほどスムーズにいくかは不明)
とりあえず私が言いたいことは、
海外行くなら、取れる専門医は取ってからいけ
です。
人生どうなるかわからんですからね。
そのままいつきたくなるかもしれないし。今の自分は帰国が待ち遠しいけど。
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とりあえず、今回で不合格体験記は終了です。
自分の備忘録と、今後受験をする方の参考になればと思います。
さて、本業に戻るかね